赤十字使命
スローガン 基本原則
赤十字の基本原則・赤十字の使命が、我々、赤十字看護師の行動の基礎にあります。
赤十字看護師として
日本赤十字社 使命・活動
赤十字看護師は日本赤十字社の使命「わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります」と、赤十字の7つの基本原則にしたがって職務を遂行しています。
救護班要員養成(救護員としての赤十字看護師養成)
赤十字病院の使命である災害医療を果たすため、赤十字看護師は救護要員研修に則り、救護員の教育環境が整備されています。また、赤十字災害救護訓練や自治体の災害訓練に参加し、いつでも対応できるよう備えています。
昨今の災害医療のニーズに対応するべく、当院では、救護要員研修を基盤に、DMAT,災害コーディネートスタッフ、こころのケア要員などの育成にも力を入れています。
避難所でエコノミークラス症候群対策を普及
熊本地震災害での「こころのケア」
赤十字講習の普及
赤十字では「人道」の理念に基づき、一般市民への講習普及に努めています。当院でもその役割を担うために、けがや病気に対する「救急法」や幼児期に起こりやすい事故の手当を学ぶ「幼児安全法」、高齢者の健康維持と介護のための「健康生活支援講習」の普及に携わっています。
R6年能登半島地震の体験を通しての感想
R6年能登地震では「基幹災害拠点病院」として、多くの被災者の受け入れをし、DMAT・災害医療コーディネーターは、県や行政、地域の調整をし、被災地では、救護班・こころのケア班が活動し、各々が培った知識・技術を発揮してくれました。
被災者の受け入れをした病棟看護師より
*エレベータ停止のため食事を階段で運んだり、患者数激増による病棟スタッフの負荷も見えないところで全員が大変だったと思います。
被災しながらも職員一丸となって対応できた事は、赤十字病院の使命を十分に果たすことができたと考えます。
*普段の業務がある中での被災者の受け入れは初体験であり、家族や家を失った方にどう対応したら良いのか不安だったり、家族に連絡が取りにくく困った事が沢山あったが「苦しんでいるを救おう!赤十字の使命のもと、私たちができることをやろうという気持ちで乗り越えました。
DMATの看護師より
*今までの経験は赤十字内での活動であったが、今回は自衛隊・消防・医療機関の調整であり、地域~県としての視点をもった貴重な体験ができました。
災害コーディネーターの看護師より
*今までは被災地での救護活動しか体験してなかったが、今回コーディネートスタッフとして活動して感じたことは、現場のニーズを拾い上げ、全国からの切れ目の無い救護班の派遣をニーズに対応できるよう配置し、さらに安全に効果的に調整する現場に参加することができ、まさに司令塔のような役割に触れることができて感動しました。
救護班として活動した看護師より
*行ったことがない、できるか不安なミッションがあり、多くの困難な場面に直面しましたが、チームの皆で協力しどのようにミッションをクリアするか、どう乗り越えるかを考えることが重要であると感じた。また、救護活動は日々の看護の応用の連続であり、日々の看護こそが何よりも大事な訓練となっていることを改めて感じた。
*能登の地域では住民同士の繋がりが強く、日々支え合って生活している分、震災で離ればなれになり孤独感を感じているようでした。そういった方達に絶え間なく継続して寄り添っていくことこそが赤十字職員としての使命ではないかと考え実践してきました。有事の際に迅速に赤十字が赤十字としての使命を果たす為に、やはり日々の備え、訓練をしっかりとおこなっていくことが大切であり、私たちの役割なのではないかと考えます。
こころのケア班として活動した看護師より
*今回の活動を通して、赤十字の活動が被災地に何か大きな安堵感をもたらしているように感じたのと同時に、何も出来ない自分たちの無力さも痛感しました。
赤十字の使命を果たすために特別な感情は必要なく、日頃から何か出来ることを、という気持ちで業務に望むことが、有事の際にもきっと役立ちますし、まず私たちがすべき役割であるように感じました。
以上、災害体験をもとに平時の備え、教育、赤十字職員としてのあり方など、思いを共有し課題に取り組み続けています。
