金沢赤十字病院

リハビリテーション科部

リハビリテーション科部

当院では、運動器疾患(骨折、変形性関節症、脊椎・脊髄疾患等)・脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)をはじめとする多様な疾患を持つ方に対してリハビリテーションを実施しています。機能回復、家庭・社会復帰を目標とし、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を、リハビリテーション計画に基づいて総合的に行っています。

理学療法


疾患により機能障害を生じた方に対して、発症早期から積極的に離床を促し、起き上がりや立ち上がりなどの基本動作、移動動作の確立を目指して理学療法を提供しています。
また、心疾患や呼吸器疾患など内科的疾患を有する方に対しても家庭・社会復帰、再発・悪化予防を目的とした理学療法を実施しています。


当院には、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、心臓リハビリテーション指導士、健康運動指導士、ヘルスケア・トレーナー等の資格を有する理学療法士がいます。

心大血管疾患リハビリテーション

当院では平成17年4月より心大血管疾患リハビリテーションを開始しました。
従来は、心臓病の方には安静を長く強いる傾向にありましたが、現在では適切な運動の効果が認められています。心筋梗塞や狭心症は生活習慣病であり、心臓だけを治療しても再発の危険がつきまといます。再発予防には運動を含めて、食事や薬のことなど生活全体を改善する必要があります。当院では運動以外にも多職種のスタッフが関わり、生活の改善を支援する包括的なプログラムを提供します。

【対象】

■ 急性発症した心大血管疾患又はその手術後
※急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、血管疾患(大動脈解離、解離性大動脈瘤、大血管術後)
■ 慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患その他の慢性の心大血管疾患
対象疾患には上記の疾患がありますが、診察や検査内容と合わせ主治医とご相談下さい。

作業療法

作業療法では、主に脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)・整形疾患(骨折、人工関節置換術術後等)・認知症の方を対象に一人ひとりのニーズに合わせた生活行為に対する支援を行います。食事・排泄・入浴など日常生活動作、炊事・洗濯など家事動作や趣味活動、また職業復帰・社会復帰に向けた練習を行います。


言語聴覚療法


言語聴覚療法では、主に脳血管疾患(脳梗塞、脳出血やくも膜下出血など)により「思いを言葉にすることが難しい」「ろれつがまわりにくい」などと感じている方に対し、発症早期から積極的に言語評価・訓練・指導を行い、日常生活上のコミュニケーション能力の向上を図っています。
また、「食べ物が飲み込みにくい」など、飲み込みに障害がある方に対しては、安全に口から食べられることを目指して、他職種と連携し、安全で効果的な訓練を行っています。

通所リハビリテーション(デイケア)


ご自宅で自立した生活を送れるように、利用者の方の状態に合わせて必要なリハビリを行っています。当院では送迎サービス、入浴サービスはありませんが、リハビリテーションセンターと併設されており、経験豊富な専属のスタッフが運動療法や作業療法のほか、充実したサービスを提供しています。
ボランティアの方を募集しています。詳しくはこちらをご覧下さい。


【ご利用できる方】


介護認定を受けている方が対象となります。
まずは居宅介護支援事業所のケアマネージャーにご相談下さい。
※介護認定を受けていない方は介護認定を受けていただく必要がありますので、市町村の介護保険課、最寄りの地域包括支援センターまたは居宅介護支援事業所にご相談下さい。

【サービス内容】

理学療法 ・ 作業療法 ・ 集団体操 ・ 運動指導 ・ 生活指導 など
*それぞれ、専従の理学療法士、作業療法士、看護師、看護補助者が実施いたします。

【ご利用可能な曜日と時間】

月~金曜日(水曜は午前のみ)
【午前】 1時間30分コース:①8時50分~10時20分 ②10時30分~12時00分
【午後】 3時間15分コース:13時15分~16時30分
*お好きな時間をお選びいただけますが、定員は20名です。
※お休み: 土曜・日曜・祝日・水曜(午後)
年末年始(12月29日~1月3日)
日本赤十字社創立記念日(5月1日)
(お盆は営業しております。)

【料金】

介護度によって異なりますのでお問い合わせ下さい。

【お問い合わせ】

TEL :076-242-8131(病院代表)
担当:リハビリテーション科部 介護事業課 長谷川

訪問リハビリテーション

介護支援専門員からの依頼により、通院できない方に対しての訪問リハビリテーションを実施しています。身体機能の維持、改善を目的とした運動を行うと共に、実際の生活場面での日常生活の練習や、家族に対しての介助法の指導なども行います。

回復期リハビリテーション病棟 (365日リハビリ実施)

当院は平成15年5月に「回復期リハビリテーション病棟」を開設しました。
回復期リハビリテーション病棟とは、急性期の医療を要する時期が終了しても、なお自宅復帰のために集中的なリハビリテーションアプローチが必要である方に対して、機能訓練のみのリハビリではなく、病棟生活全般を含めてリハビリテーションアプローチを行う病棟です。日常生活能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的とし、土日祝日を含めた365日のリハビリを実施しながら、早期の自宅復帰と機能回復を目指しています。
本病棟では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が病棟専従として、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーとともに患者さん個々の家庭環境への対応を目標に進めていきます。また、病棟独自のカンファレンスを行い、一人ひとりの状態をスタッフ全体で把握できるようにしています。さらに、医療ソーシャルワーカーが、利用できる各種社会制度の説明・手続き、転院・入所先の手配など、社会的問題についてのご相談もお受けしています。
必要に応じて、自宅の家屋構造を確認し、今まで生活されていた環境に適応できるようにリハビリテーションを行い、現段階の能力で生活できるかチェックします。現状の家屋では生活が困難である場合は、住宅改修や介護用品を提案させていただくこともあります。

検査・治療機器

【嚥下造影検査】

食物を飲み込む機能(嚥下機能)に問題がある患者さまには、嚥下造影を行って評価することもあります。バリウムなどの造影剤を含んだ模擬食品をエックス線透視下で嚥下し、その映像をビデオで録画する検査です。誤嚥(気管に食物などが入り込むこと)があるかをチェックし、機能や形態の異常を見るだけでなく、安全に食べるための姿勢や食物形態などを見つけることが出来るため、治療方針の決定に役立ちます。

【心肺運動負荷試験(CPX)】

心臓だけでなく、肺や運動に使われる筋肉の状態等を総合的に見て、運動能力(体力)を評価する検査です。心電図、血圧、呼吸中の酸素、二酸化炭素の濃度を計測しながら固定自転車をこぎます。運動中に体が必要とする酸素の量(酸素摂取量)がわかります。最高酸素摂取量が大きいほど「全身持久力が優れている」と評価されます。これは心疾患の重症度とよく相関することが知られています。定期的に検査するため、自分の体力がどのくらい変化したかがわかり、日常の運動の目安になります。

【アクティブバランサー】

身体のバランスを静的、動的の両面から解析する評価機能と、重心の移動を視覚的に確認しながらゲーム感覚でトレーニングできる機能を併せ持った機器です。

スタッフ紹介

部長: 大酢 和喜夫
スタッフ数:
医師 2名
理学療法士 22名 (内 回復期リハビリテーション病棟専従3名)
作業療法士 10名 (内 回復期リハビリテーション病棟専従2名)
言語聴覚士  3名 (内 回復期リハビリテーション病棟専従1名)
看護師     1名
看護補助者  1名
事務員     1名



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